小学校3年生 体育 【タッチハンドボール】
松阪市立幸小学校 山本嵩斗
シンキングツール使用のポイント
攻撃(ボールを持っている、持っていない)、守備の動きを一つずつシンキングツールを確認していき、ピークである展開4では、これまでの学習のまとめとして情報分析チャートを用いて、勝つための動きを考えさせていく。
題材についてのポイント
ゴール型ゲームでは、どのように動いたらよいのかわからず何も動けなかったり、ただボールを追いかけるだけになってしまったりするだけの児童がいる。そこで、ボールの扱いが容易にして、1チームあたりの人数を少なくすることで全員が活躍できるタッチハンドボールを考えた。
https://gyazo.com/39fbf912ed936a067baba6ce993a9781https://gyazo.com/bfb7d3d54c2b254f9ee3a4e0253a59f4
プロット図
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授業全体の流れ
導入
まず導入として、ルール説明だけ行って1度ゲームを行う。ここでは、児童に成功経験よりも失敗経験を積ませたいと考える。この導入で「どうしたら点が取れるんだろう」「どうしたら点が取られないんだろう」「勝ちたい!」と感じてもらいたい。
ここでは、【PMIチャート】を使って、初めての感想を多面的に見られるようにしておく。
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展開1
展開1では、【キャンディ・チャート】を使って【攻撃時にボールを持ったときの動き】を見通すことで、ボールを持ったときの不安を解消するとともに、点を取るためにどのように動くかを考えさせる
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展開2
展開2では、展開1と同様に【キャンディ・チャート】を使って【攻撃時のボールを持っていないときの動き】を見通すことで、どのような動きをすれば得点に繋がっていくか考えさせる
https://gyazo.com/4f719e298d539692371dab51cd9b18eb
展開3
展開3では、【ベン図】を使って【守備の動き】を「人につく(マンツーマンディフェンス)」「場所につく(ゾーンディフェンス)」を比較して、点をとられないための守り方を考えさせる。https://gyazo.com/6b97836f83e4fd225b542312b02a0c48
展開4
展開4(ピーク)では、【情報分析チャート】を使って、これまでに学習してきたことを生かして【勝つための攻守の動き】をまとめていく。これまでは攻撃と守備を別のものとして考えていたが、【勝つこと】にフォーカスすると、攻守を別々のものとして捉えるのではなく、1つのものとして捉えさせていく。
https://gyazo.com/a1e81ac4a0204df21447c20c022446d0
展開5
展開5では、展開4で活用した【情報分析チャート】に試合の反省から、再び次のゲームに向けた作戦を考える。これ以降は展開4と展開5を繰り返していく中で、勝つために必要な動きを考えさせていく。
https://gyazo.com/d4c88a6fab98f16ce300b5b7bf361974